MAISON & OBJET インテリアデザイン 展示会

年2回、1月と9月に開催される『Maion & Objet』(メゾン&オブジェ)は、 ヨーロッパ最大級のインテリアデザインに関する国際見本市です。

服飾の世界では、パリコレやファッションウィークなどの展示会で次シーズンのトレンドや流行が発表されることは、 皆さんもご存知でしょう。
そして、デザイン雑貨のパリコレに当たるのが、このメゾン&オブジェ展です。
メゾンとは、フランス語で、家のことをいい、家に関するインテリアとデザインの最新のトレンドのコレクションを 世界に発信するトレードショーなのです。

家具、装飾品、テーブルウェアなどの最新事情やインテリアデザインの傾向と基準がリリースされ、 プロフェッショナルの関係者間で、直接、買い付けや仕入れの商談が行われます。

このメゾン&オブジェの見本市が開催されるのは、パリの北、シャルル・ド・ゴール空港近くに位置する、 東京ビックサイト見本市会場の3倍の24m2の面積をもつ、パーク デ エクスポジションという大規模な会場で、 現在、ホール1〜9までを要し、更に、ホールの拡大を続けています。
このメゾン&オブジェの1回の開催には、3000社以上が出展し、メーカーやバイヤー合せて、 8万5000人が来場しています。

このメゾン&オブジェの期間中、バイヤーや仕入れ担当者は、数千の魅力的なメーカーのブースを一気に見て回れる、 効率よく仕入れが出来き、時間的コストもかからないという利点は、流通の仕組みとして、大変優れたビジネスの モデルです。

最近は、このメゾン&オブジェの開催と同時期に、 9月は、クリエーターの最新デザインを集めた、PARIS DESIGN 1月は、カーテンや壁紙などの内装装飾品展、PARIS DECO OFF と、 各種デザイン部門の業種や卸業者、出版物発行社が、 買い付けを目的とした新作の発表会を パリ市内の特別会場スペースや、ショウルーム問屋街で開催し、 メゾン&オブジェ見本市で、パリに訪れる、インテリア&デザイン関係者の 集客に成功し、高い営業効果を生んでいます。

satomina-parisは、このメゾン&オブジェの見本市に、特化しております。

オーダー買い付目的のメーカーさんには、事前のリサーチ&プランニングから、 入場の準備、ニーズに合ったホールや商品ブースの提案やアテンド、 出展者との円滑なコミニケーションなど、素早く、適切に、スムーズに行います。 これらの、現場の技、長い経験があります。
既存の顧客であるメーカーさんの場合でも、また出展メーカーと 新規取引開始の場合でも、簡単に買い付け出来るのが見本市ですが、やはり、ここは、 日本ではなく、あくまでもフランスであり、物事には、コツがいるのです。
クライアントの皆様の立場になって、出展メーカーさんと交渉していくテクニックと、 きめ細やかな注意と気配りで対応させていただいており、皆様から大変、好評をいただいております。
相手の国籍も様々で、ブース内に入りきらない数の各国のバイヤーがいるブースもありますので、 慣れた出展者も来場者も殺伐としている感もありますので、その中で、スピードと的確さ、 ミスとロスのないただの案内役のアテンドでない業務のクオリティーを提供させていただきます。

また、オーダー&買い付け後のフォローも、オプション業務として、クライアント様から承っております。
事実、実際、お会いして、オーダーしている諸外国のメーカーさんとのやり取りとなりますので、 後日のフォロー業務もスムーズなものとなり、商品が無事、日本のクライアント様に入荷するまで、 専門的にも、輸入業務に関して、丁寧にお手伝いさせていただいております。
出展メーカーも、ヨーロッパの各国からで、交渉やフォローには、英語、フランス語、さらに、イタリア語 スキルを生かした、コミニケーションで対処いたします。

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近年、このメゾン&オブジェ展は、日本でも、広く知られる様になり、日本人の来場者数も、 統計のトップテンに入っています。そして、この日本人の来場者数は、仕入れ目的のバイヤーばかりではありません。

日本経済の停滞、日本の地域伝統工業デザインや民芸工芸品産業の中小企業が、時代に合せた新しいニーズで デザイン改革を行い、地域産業とクリエターによるデザインの伝統品の新しいスタイルの商品を生み出し、 海外でのビジネスの開拓に意欲的に取り組んでいます。

服飾が、まずパリから売り込むのと同じで、デザイン&雑貨の分野もまず、パリのこのメゾン&オブジェという展示会。 その、ネーミング、すなわち、フランス語のメゾン(家)を中心とするインテリアデザインの展示会で、 世界中の見本市の中でも確固たる地位がある、見本市としてのブランド力の高い魅力的な見本市とされているので、 この展示会に出展することは、世界に優れた日本デザイン製品を発表し、アポールしていくには、不可欠とも言われています。 この出展実績がまた、各企業やブランドのステータスにもなり、大きな影響力をもつからで、 出展を希望する日本のメーカーも増え続けています。 ブランド力をもつこのメゾン&オブジェ展は、ブースの料金を払えば、誰でも、出展できるわけではありません。 主催者側も見本市のクオリティーの向上、魅力の増加、日々、努力し、 他国の見本市などのリサーチも怠らず、展示会のブランディングに力を注ぎ、デザインのパリコレという高いプライドを 持ち合わせているため、その出展基準もレベルが高く、だからこそ、そこに出展している商品自体のレベルも高いのだと いうことなるのである。

欧米の感性にない、日本の優れたデザイン技術とユニークな商品をテーマごとや、地域別で幾つかのブースを設け、 数社複合体で構成される、ジャパンブースという、ジェトロ(がバックアップする出展方法があります。

日本企業に取って、初めてでも、わかりやすく、安心であるため、現状は、ジェトロを通しての出展が主流だが、 直接、メゾン&オブジェのオルガナイザーに申し込むこともできます。

satomina-parisは日本から出展を希望されるクライアント様のお手伝いをさせていただいております。

ブースの確保、継続して出展する方法、実際の出展あたっての準備、現地商談に必要な情報収集など、 ニーズに合わせて業務を行っております。
ブーズ内での営業通訳のスタッフの手配、集客、商談や実際の取引にあたっての展示会後の現地フォローも承っております。

年2回のメゾン&オブジェ、年1回のパリデザインウィークやパリ デコ オフに関して、 何か質問がありましたら、お気軽に、お問い合わせ下さい。

 

 

 

 

代表者ご挨拶

近藤 智美(コンドウ サトミ)

はじめまして。
近藤 智美(コンドウ サトミ)です。
日頃からの研鑽を怠る事なく、欧米における一人の日本人として、ひとつ、ひとつのお仕事に誠心誠意、最善を尽くして臨む事で、ご依頼を下さったお客様のご期待に応える、クオリティーの高い、通訳、コーディネーターのサービスを提供して参ります。
皆様のお役に立てること楽しみにしています。