パリに住む方法と条件とは?そのために必要な条件とは?

花の都パリ。一度訪れるとその魅力にとりつかれ、また、行きたくなるパリ。

そして、一度は、パリに住む自分を夢見たりするものです。パリに住むこと、かれこれ15年。

憧れのパリに住んでみたいけど、パリに住む方法がわからない!という声にお応えして、経験から得た知識をもとにパリに住むには、どんな条件が必要なのか?をまとめてみました。

パリに住むためのワーキングホリデー取得の条件

サトミーナ
こんにちは!パリのコーディネーター・サトミーナです。(@SatominaS)

年齢制限の条件付だが、満18歳以上30歳以下であれば、ワーキングホリデービザの取得が可能。

1年間なら、仕事をしながらパリに住むことができる。この1年で、仕事をしながら、語学の習得も、はっきり言って、二足の草鞋を履くのは、無理だが、条件さえ合えば、手っ取り早く、申請できるビザがワーキングホリデー。

パリに住んで、仕事をすることによって、自分のやりたいことが見つかる、生活に必要なフランス語などが身につくなどプラスの面も多いが、1年の滞在条件のため、時間があっと過ぎてしまう。

そして、一度、申請し、ワーホリ(ワーキングホリデーの略)を経験してしまうと2回目の申請は、不可能。ワーホリ経験者で、もう一度、パリ住むためのリターンの方法をあれこれと考えなくてはならないケースの人も多い。

それでも、年齢の条件に該当している若い人なら、この方法で、パリに住む体験をしてくることもいいことだろう。

学生ヴィザ条件もハードルが低い

フランス語を学ぶための外国人のためのフランス語学校がパリにはいくつもある。そこに1年単位で留学して、語学留学の査証を発給してもらう方法もある。

この方法は、学費さえ払えて、また、語学学校に通っている間の滞在費としてある一定の条件の金額の以上が銀行口座にあることを証明できれば、申請可能な査証。

最近は、多くの日系の留学斡旋代理店が存在し、そういったサポートを頼むことができ、自分で手続きする方法より、手間や煩わしさも省ける。

パリは、フランス語の語学学校だけでなく、フランスのデザインや食文化、フランスでしか学べない手に職をつけるための特殊な技能取得のコースや各種専門学校もあるので、語学をある程度勉強したら、仏語取得だけにとどまらず、次の自分のキャリアステップの条件に合う専門的な学校やコースを選択し、そのまま学生ビザの延長をしていく方法もある。

学生ビザには、大学の研修生用、語学習得目的住み込みオペア用のなどたくさんの種類があるので、申請を考える時は、自分の条件がどのカテゴリーに当てはまるか、どの方法が、比較的取りやすいのかもよく考えることは大切。

条件付きで働くことも可能な学生滞在者

また、通常の学生ビザは、週約18時間のアルバイトも許可されているので、学びながら、働きながらパリに住むことができるメリットもある。
ただし、こうした学生ビザは、当然、学業が終了となれば、更新ができません。学校に授業料だけを払い込み、学校には、通わず、パティスリー、ブラジェリー、レストラン、フラワーショップで働いている日本人も実はたくさんいます。

現地のパリのこうしたお店側にとって、このような日本人の見習いさんは、労働条件が悪くても、真面目に働くので、重宝がられていますので、最近は、このケースでパリに滞在する方法もポピュラーです。

でも、この方法で、何年もパリに住むことは、不可能。通いもしない学校に授業料は支払わなければならないし、学生の身分の査証を更新する条件も厳しいので、長くなれば、就労ビザやフランス人パートナーと婚姻関係による配偶者ビザへ変更しないとなりません。

パリに住むことだけにこだわって、フランス人配偶者を探す人もいますが、こちら側の条件ばかりに見合う人ばかりではないので、このパートナーを見つけるという方法に縛られない方がいいと思いますが。

パリに住む外国人がフランス人の仕事を奪う

フランスは、日本より遥かに就業率が悪く、パリには、年齢や学歴を問わず、失業者が溢れています。

フランス人ですら、大学を卒業しても、医師免許を取っても、料理人やパン職人も、自分の条件に合った仕事につくのは難しく、彼らが正規雇用のフルタイムで働ける条件の職場もなく、彼らの多くは、高学歴でもアルバイトのようなパートタイムの仕事を見つけるのがやっとというのが現状です。

日中、パリの街を歩いていると、観光ツーリストを多く見かけますが、成人したフランス人、大の大人が、ウィークリーの日中、仕事もせず、歩いている姿や、カフェでのんびりしている姿を目にします。
フランス人は、働いているのか?と疑問に思えてくる外国人もいます。

日本以上にパリの物価は高く、仕事がないフランス人にとって、パリに住む方法を考えること事態が、難しいと言われるほどです。

パリは、国際都市で、多国籍、人種のるつぼです。こうしたパリに住む多くの移民2世、3世がフランスの教育を受け、優秀な成績で卒業し、社会に出て行く傍ら、フランス人は、自分たちの仕事を奪われているという危機感を募らせているのです。

また、フランス語ができるパリに住む日本人は多く、最近では、パリに住む日本語ができるフランス人も増え、日本語能力があるという特別な条件を持っていることが採用の条件であっても、就労ビザ保持者であるかないかに関わらず、そうした場合は、フランス人が優先して、雇用されるのです。

就労ヴィザを取得する方法とは?

フランスでは、90日以内の観光旅行、ビジネス、短期滞在の場合は、ただパスポートさえあれば、可能で、入国するだけです。

学業が目的で、3ヶ月以上パリに住むのであれば、前出の学生ビザの取得の方法でフランスに滞在する方法がベストですが、学業が終われば、失効が必ずきます。

学生ビザの終了後、就労用に切り替えを望む人も多いですが、働くことができ、パリに住むことができる条件の就労ビザ取得は、EU圏以外の外国人にとって、フランスでも最も条件が厳しく、入手困難な方法なのです。

フランスにある現地の企業が日本にいるあなたを雇うための条件、また、パリに住む学生身分の日本人を現地の企業が正規雇用するとなると、条件が厳しく、雇用主側に大きな負担を強いられます。

それは、雇用主がのない日本人を一人を雇う条件として、フランスの移民局に2000〜4000ユーロを支払わなければならないという義務があるからです。

この手続きも複雑で、移民局に雇用陳述書なども提出しなければなりません。弁護士などにお願いする方法もありますが、いずれにせよ、弁護士に支払う料金も発生し、就労ビザを持たない人、一人を正規雇用するということは、雇う側にとっては、かなりハードな条件をクリアしなければならないわけです。

こうした面倒な方法で、就労の査証を取ってくれる企業は、極めて少ないと思っていた方が良いと思います。

また、幸運にも、こうした条件をクリアしてくれる雇用主が見つかって、この方法で、就労ビザを取得する手続きを始めても、許可がいつおりるかもわからない、1年以上かかることもざらにあります。

これでは、働きながらパリに住むことが、いつになるのかわからないという状況になってしまい、まるで、長いトンネルに入り込んでしまったようになって、不安と焦りが付きまといます。

取得方法が複雑な才能能力ヴィザ。

芸術家やアーティスト、作家、スポーツ選手など、特別な能力を持っている者、すでにそうした分野で活躍していることが条件で申請できるのが能力才能ビザ(コンペタンス エ タラン)。

また、本国で、会社の経営者、実業家、起業されている者が、現地、パリに法人を設立し、フランスにおける最高責任者となる場合も申請することのできる条件に該当します。

このヴィザの申請の発給の条件として大事なのは、こうした高いクオリティーの才能の持ち主の外国人がフランスの国の発展に貢献すると認められなければならなりません。

この法令が実地されたばかりの頃は、画期的で、比較的、条件も緩く、取得しやすかったように思いますが、最近が、申請に提出する書類も増え、フランス側もそう簡単に、才能能力ビザを発行しなくなってきています。

一度できた法律を変えることは難しいですから、こ現状、すぐにこの身分の査証が無くなってしまうようなことはないと思いますが、よほど、本国で、その分野で著名人であるか、フランスにも知られている有名人でない限り、この方法で正式に働く許可とパリに住む権利を手にすることは、難しいと思います。

また、現地に法人を作り、この方法以外の商工業活動ができる査証の申請も可能ですが、申請に必要な書類も複雑ですし、日本での起業経験もなく、いきなり、パリで起業し、住むというのは、個人レベルではハードルが高すぎます。

すでに、日本で会社を経営しており、フランスに法人を作り、自身が現地の代表取締役であり、フランス人を雇用する条件が見込める場合などは、この方法で、査証を取得する方法は、可能です。

ただ、この方法も落とし穴があるので、日本でのビジネスが上手くいっているからといって、安易に、フランスに現地事務所を設立する方法を進め、才能能力ヴィザを取得できても、日本とは、比べ物にならない程、フランスは、企業が負担する税金や社会保障の金額が高いので、設立した会社自体を存続していくことが生易しくないのです。

フランス大使館も推奨するパリに住むための方法

これは、ズバリ、働くことができない条件つきだが、3ヶ月以上の滞在を許可するというビジタービザでパリに住む方法があります。

学業や専門学校に通う必要条件もないケース。フランスに住み、フランス文化を体験できるこの査証は、退職や定年後に、一度は、パリに住むことを経験したいと思っていた人たちに人気です。

取得の条件として、1年の滞在費として、最低、日本円で300ユーロの銀行残高証明が必要なのと、滞在期間中に、フランスでは、就業しないということを証明する手紙などの提出が必須となる。

フランス人のパートナーがいて、結婚の準備期間として、一緒に住むために、まず、一時的な方法として、このビザを取得する例も多いようです。

パリに住むことだけを考えた場合、経済的な条件さえ満たせば、比較的、取りやすい査証ですし、自分たちの仕事を奪うような外国人がパリに住むのではなく、こういった方法で、外国人がパリに滞在してくれれば、自分たちの国にお金を落としてくれるわけですから、フランス側も、大歓迎になる理由がわかります。

今後、才能能力ビザの申請条件を満たしている芸術家たちも、このビジタービザの取得に積極的になってくるのでは、ないかと思います。

パリに住むことができても働くことはできない。でも、フランスでは、雇用側も雇用される側も、個人事業主も、芸術家も、フランス社会保障と税金の支払いに悩まされるので、この煩わしさがない、生きていれば必要な義務は、全て、自国、日本で処理できる方法を選択した方が、断然、楽なのです。

まとめ

憧れのパリに住む方法といっても、その目的、期間によって、必要な権利や資格の条件があることがお分かりになったかと思います。

日本人が3ヶ月以内の短期でパリに住むのであれば、特別な査証などの申請もしないで、滞在型のアパルトマンホテルなどを借りて、パリに住むパリジェンヌと同じような生活を体験できます。

まずは、この条件と方法で、パリに住むように暮らす体験をしてみて、本当に、パリに住みたいのか?を決めてもいいと思います。

様々な人種が混ざり合い、生活するパリに、正直、日本人の私たちが彼らと同じように働きながらパリに住むということは、難易度が高すぎることをよく知るためです。

日本人として、寿司職人や板前さんをはじめとする、手に職がある者は、その道を生かして、合法的に、パリに住む資格を得ることができるので、そうした、日本の文化的な技術を持つプロフェショナルな職人になってしまえば、その先にパリに住むという選択肢もあるのですが、、、。

たとえ、そうした条件が揃っていても、パリに住むための査証を勝ち取るには、計り知れない時間と動力がかかるもの。

公的機関の大使館側も、ケースバイケースのことも多く、この方法なら、パリに住めるという保証、絶対はない。

だから、パリに住むために、その資格を得るために、苦節何年とか、時間をかければいいわけでもない。そして、パリに住むことに限らず、外国に住む最重要条件、大事なのは、やはり、お金だと言い切れる。

ビザや滞在許可書も、お金があることで、なんとか取得できるケースがあるし、パリに住みたいのなら、パリの不動産、アパルトマンを購入することによって、滞在が許されるという方法もありだ。

パリの資産価値は下がらないので、いらなくなれば、日系の不動産屋さんもたくさんあるので、後片付けも意外に、簡単で、売却して、日本に送金してもらえる。

海外生活では、頼れるものは、経済的な条件が何より大事で、自分を守る最終的な方法は、すべて、お金であると言われる。

みなさんが思い描くおしゃれなイメージのパリに住むには、シビアだけど、このお金、財政の条件があってこそ実現できるということ。

そうでない方法で、パリに住むことになると、日本で、お金がいない以上に、悲惨な状況でパリに住むことになりますよ。