フランスのファッション【メンズ編】

前回のブログで、フランスのレディースファッションについてUPしたので、今回は、第2弾として、フランスのメンズファッションについて、業界の情報から現地のフランス人男性達の服装スタイルなどを書いてみたいと思います。

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フランスのメンズファッションウィーク

サトミーナ
こんにちは!パリのコーディネーター・サトミーナです。(@SatominaS)

フランス・パリメンズファッションウィーク

フランスのレディーズファッションのブログでパリコレを現地フランスや業界用語で、ファッツションウークと言うことを説明していますが、メンズもまったく同じです。

では、パリのメンズファッションウィークのスケジュールを書き出してみますね。

  • 1月中旬〜   パリメンズ ファッツションウーク(SS) 6日間
    ファッションショー
    展示会&ショウルーム : TRANOI (トラノイ)、MAN(マン)など
  • 6月下旬末   パリメンズ ファッションウィーク(AW)6日間
    ファッションショー
    展示会&ショウルーム:TRANOI (トラノイ)、MAN(マン)など

こちらの「フランスファッション【レディース編】」のブログで、レディースのファッツションウークの日程から、展示会やショウルームの意味も説明していますが、そのレディースのオートクチュールやプレの展示会が、フランス・パリのメンズファッツションウークと続くように設定されています。

1月のメンズを含めたファッションウィークの日程と同時期に、インテリアのパリコレと称される欧州最大級のインテリア雑貨の展示会「メゾン&オブジェ=Maison & Objet」がパリの郊外北にあるヴィルパントで、また、パリ市内のインテリア装飾のショルーム街でイヴェント「パリ・デコ・オフ=Paris Deco Off」も開催され、パリの街は、より一層、華やかな雰囲気に包まれます。

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また、メンズもレディースもファッション業界ではとても有名な「「プリミエール・ヴィジョン・パリ=PREMIÈRE VISION PARIS 」という展示会があります。

こちらは、メゾン&オブジェの会場と同じ場所のパリ郊外北にあるヴィルパントの見本市会場で、年2回、2月の中旬と9月の中旬に3日に渡って開催される業界ブロフェナルに向けたファッション素材の見本市です。

このプリミエール・ヴィジョン・パリは、世界3大ファッションテキスタイルの見本市(パリ・ミラノ・上海)のひとつで、世界50カ国以上からファブリックや糸、レザーやファー、図案やプリント、服飾資材や部材、ニット、縫製や製造業者などの1000社以上が出展しています。

来場者は、毎回、世界中のアパレル関係者、5万人を越えるほどで、日本から多数の来場者が訪れていますし、日本の企業の出展ブースもあります。

プリミエール・ヴィジョンは、フランス国内だけでなく、ニューヨークでも、アメリカのマーケットに向けたファッション素材の展示会「プリミエール・ヴィジョン・ニューヨーク」を年2回、1月と7月に開催しています。

フランスのオヤジのメンズファッションがかっこいい??

本当に自分に似合うメンズファッションがわかる!フランスの男性

フランスの日常で見るメンズファッションで、ある意味、パリ限定かもしれませんが、フランスのオヤジと呼ばれるくらいの年齢やシニア世代にオシャレにメンズファッションを着こなしをしている人が目立ちます。

彼らにしてみれば、特にお洒落してます!と気合いを入れているわけではありません。普段の何気ないファッションが、日本人からみるとステキ!お洒落に見えてしまうだけなんですが。

よく日本からのクライアントさん(男性)が仕事中のパリで、街中を歩くオヤジのファッションチェックをしている方が多くいます。そして、皆、「色使いが上手い」とか「フランスのオヤジは、おしゃれだなぁ」などと言って、感心しています。

逆に日本の男性のファッション関係者や若いファッション好きの日本の男の子たちは、フランスの人たちから、「お金も賭けてて、めっちゃおしゃれ!」と言われてるんですが。このチャャプターでは、こういうモード系のメンズファッションは、抜きにして語っていきます。

では、なぜ、フランスのオヤジのメンズファッションがお洒落なのでしょう?それは、やはり、小さい時からの環境だと思います。

自分の意志をはっきりさせる教育なのがフランスです。感性の面では、歴史や文化、芸術などに自然に触れながら、自分がどう思うかをハッキリ言うように育ちます。

その中で、自分が好きなもの、なぜ好きか、どうしてか?を常に考える哲学の国、フランスでは、人と同じでなければいけない風潮はありません。自分の意見が言えなければ、極端ですが、生きていけない社会です。

それは、自然と自分の身の回り、自分の身につける物や服装、ファッションにも当てはまるわけです。決して、皆と同じだから、、それで良い!ということはないのです。

そうした環境で暮らしているので、流行やはやりだけに捕われず、本当に自分に似合う服や自分らしさをとことんまで高めた自分のメンズファッションスタイルを持つことが出来るのです。

このような点から見ると、日本人よりフランスの人たちの方が、自己肯定感が高いと言えますね。ただ、フランス人もマイナス&ネガティブ志向やペシミスト(悲観的な人)も多いんですが、、、。こじらせタイプですね。

男女とも小さい時から、姿見の鏡で自分の外見や格好をチェックしていますし、「他人から見られること」「自分がどう見られるか」をとても意識していて、自分を見せる演出がとても上手なのです。

フランスのメンズのノームコアファッションってどうなの?

あのスティーブ・ジョブズは、同じ服、同じファッションアイテムコーデを一貫して着続けることで、自分らしさを極限まで追求した「ジョブズ スタイル」を作りだしましたね。

彼は、10年以上、仕事着としてだけでなく、いつも、イッセイミヤケの濃紺タートルネック、リーバイス501のデニム、NEW BALANCE991のスニーカーという出で立ちでした。

また、マーク・ザッカーバーグも同じように、グレーのシャツやパーカー、ジーンズの一貫性のあるファッションスタイルであることも有名ですね。

ひとつのシンプルなアイテムのコーデを自分らしく着続けること、そんなメンズファッションのノームコアスタイルは、アメリカが発祥と言われていますが、名前の由来は、ノマール(普通)とハードコア(究極)の和製英語です。

アメリカのIT成功者がハイクオリティーのシンプルで自分に似合う同じ服を、トレードマーク的にいつも着ているメンズファッションのイメージがノームコアですが、ただ、同じ服を着ているだけでは、自分のスタイルにはできないと思います。

そこには、やはり、ファッションでもこだわりを持ち続ける=信念を持って自分の好きな分野や仕事に取り組んでいる生き方があって、生まれてくるメンズファッションなのではと思います。

男の人は、年齢を重ねていくと、上辺だけのコーデだけでは、おしゃれではないですから、、やはりどう生きてきたかが、ファッションでも表れるものだと思います。

金持ちにならなければ、有名にならなければ、、成功でないというのではなく、あくまで、自分らしく、自分のやりたいこと、自分の仕事をやり抜いたかどうか、、信念をもって生きられたかが、日常の洋服にも影響しているはずです。

では、フランスのメンズファッションで、ノームコアスタイルの極めつけとして、名前を挙げるとしたら、シャネルのクリエイティブデザイナーで、自身のブランドやフェンディーのデザイナーでもあった、故カール・ラガーフェールドだと思います。

彼は、究極のノームコアスタイルを貫いた一人です。白い髪のポニーテールに黒のサングラス、襟の高い白いシャツに黒のテーラードジャケットという容姿がトレードマークでしたね。聞くところによると、彼は、1000枚以上同じようなシャツをもっていたそうです。

そのファッションスタイルを保つために、ダイエットにも励み、自分らしさにとことんこだわり続けた美意識の高さは尊敬に値します。

では、故カール・ラガーフェールド(彼はドイツ人)のノームコアも、フランスの男性陣も、そのままジョブズスタイルのような、アメリカンなノームコアか?というと、どうなんでしょう?

自分らしさを楽しむメンズファッション

フランスのオヤジのメンズファッションがそのまま、どっぷりノームコアか?と言えば、ちょっと違うと思いますね。

アメリカ的なメンズのノームコアファッションて、オシャレをわかっているか?と言う点では、意味合いが違うと思うんです。何度もしつこいですが、ファッションが息づく環境に生まれ育ったかという点の違いですね。

イタリアの男性もそうしたファッションの背景の中で暮らしているので、おしゃれが上手ですよね。ちょっと、独断と偏見ですが、一般的レベルでアメリカって、おしゃれとか、モードとかでは、ないんですよね。

それなりに年を重ねたフランスの男性達は、自分らしさのスタイル、自分が好き、似合うメンズファッションをよくわかっています。ノームコアっぽくこだわったスタイルがある人が多いのも確かです。

ただ、ハイクオリティでサイズ感も良いアイテムで自分らしさを演出したメンズのコーデでも、そこに自分らしさを楽しむファッションがプラスされているのが、フランス的なんだと思います。

自分らしさを表現するために、色物の小物などを取り入れたりするのです。ピンク、ネイビーブルー、グリーンなどの色使です。もともと、色彩学的に見ても、(専門家ではないのですが)同じピンクでも日本の配色とフランスの配色では、全く違うし、フランスにしかない色合いがたくさんあります。

日本でラインナップされているメンズファッションアイテムは、インポートもの以外だと、フランスのファッションで使われている色合いは、まずないと言えます。

もちろん、肌や髪の毛の色、目の色も違う日本人男性が彼らの差し色コーデを100%真似しても、いかにも!みたいで、余計ダサくなってしまうとは思います。日本人の男性のセンスには、また違った良さがあります。

お洒落とは、ファッションとは、トータルでみて、似合っているかいないかで、気負ってしまってもダメですから。そういう雰囲気って、内面からにじみ出てくると言うか、染み付いてないと。また、回りの街並の色、空気感によっても似合う色も違ってきますね。

それから、フランスのオヤジのメンズファッションでは、靴にこだわります。足元は、大事です。特に男性は。だからと言って、靴だけ高級ハイブランドの革靴では、浮いてしまうのでNGですが、トータルで足元も考えたコーデができるかが、ポイントのようです。

フランスでは、子供の頃から、革靴を履く方が良いとされ、初めて歩く時にも革靴を履く習慣があります。最近では、NIKEなどのスニーカーを履く小さい子供が増えて、それが足に良くないと言われています。

レアな限定のめちゃくちゃ高価なスニーカーや、ハイブランドのものも出てますね。多少高くても、やはり、足元は、大事なので、私、個人として、男性陣は、小さい頃から、足のお洒落れ、靴には、ケチらない方が良いと思うのです。また、良い靴をしっかり手入れをして履くのです。

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スニーカーだけは、シーズンがあるので、フランスの若い男の子達は、やはり流行を追いかけてますが、オヤジは、やっぱり永遠の定番的なスニーカー(例えばコンバースとか)を何足も持っている感じです。

それから、彼らのスカーフやショール、チーフ、マフラー、サングラスなどの小物使いです。シルクなどの上質なものもありますが、古着屋さんで見つけた安価な巻物なども問題なく、使っています。

クオリティーより、自分が好きな色合いやモチーフにこだわって選ばれた巻物は、ほんの少しチラ見させる程度に使うのがコツです。フランスの男性達は、これらのアイテムの使いこなしが、本当に上手いです。

女性もデコルテはとても意識しますし、首回りは、相手の人から、目が行き易い場所ですから、男性も気を抜かず、自分らしさのアレンジを怠りません。

Vネックのトップスで、首回りの素肌を見せて、ネックレスの男性はフランスにも日本にもいますね。おしゃれだと思う人もいますが、あまりにもギラギラ感がすると引いてしまいますよね。イマイチ、個人的におしゃれだとは思えませんけど。(笑)

だからこそ、フランスのメンズファッションのキーポイントは、スカーフとかの小物なんです。ラウンンドネックのセーターにスカーフを、本当に少しだけ見せるとか、ストールやショールをジャケットの襟に添わせるような感じで使うとか、、、。

フランスのオヤジのジャケット+ちょい見せストールのメンズコーデは、本当に良く見かけるます。皆、こうした自分らしさと何気ない一工夫のファッションを楽しんでいますね。

マフラーだとコートの上からになり、見える面積も広いのと、防寒目的ですから、フランス人男性の着こなしもストールやスカーフとは、違いますね。だから、おしゃれで高品質のマフラーが人気です。

フランスのメンズファッションとユニクロの関係

ユニクロがフランスのパリにお店をオープンして10年以上経ちました。まず何よりも、フランス進出にあたり、店舗戦略にかなりの力を注いだようです。

郊外のショッピングモールにも出店しながら、中心部のオペラ座横の一等地に最初のフラッグショップを開店させました。

その後、パリの流行ファッション激戦区のマレの目抜き通りのフラン・ブルジョワ通りに、工場跡を都会的なインテリアに内装したおしゃれなユニクロ店舗(UNIQLO Le Marais)をオプーンさせています。

このマレの店舗は、フランス国内だけでなく、ユニクロのイメージを世界に向けて発信して行く重要な役割を持っていて、ユニクロのNYのSソーホー店とツートップのショップと位置づけられています。

そのターゲット通り、流行最先端地区で、レトロな吹き抜けのガラス天井に地下1Fと地上1Fと2Fで構成された800㎡のスペースのユニクロは、たちまち、パリのおしゃれなボボッ子(BOBO=bourgeois bohemian=ブルジョワーズ・ボヘミアン)を虜にしました。

商品構成が特に他店と違うということは無いようですが、売れ筋は、やはり感度の高いもの、オシャレ度の高いもののようで、人気の有名デザイナーとのカプセルコレクションも、ここでは、特に人気があります。

プライスは、日本より、若干高めなのと、サイズはやはりこちら仕様です。ただ、フランス人も小柄やスリムな人も多いので、フランスのサイズ展開に合わないからと、日本に旅行した時に爆買いする人もいます。

オシャレなパリッ子(BOBO)に特に人気なのが、ここのユニクロのメンズです。若い男の子からシニア男性まで、多くのファンがいます。まず、その理由が、品質に対してプライスがリーズナブルと言う点。またミニマリストなデザインが好まれる理由のようです。

最近では、ヒートテック系もフランス人に浸透してきて、インナーとして愛用する人が増えています。特にメンズだと、そのまま見せるインナーとしても使用されていますね。

なぜ、レディースよりメンズかと言うと、、、フランスにおけるZARAをはじめとするファストファッション系のブランドのメンズがあまり良くない?というところが大きなポントです。レディースは、ZARAやH&M、COSなどは安定の人気ですが。

だからメンズはユニクロになるわけです。ベーシックで今っぽさがあるユニクロのシルエットが気に入っているファンの男性陣は、メンズのパンツ(トラザーズ)など何本も同色や色違いで買っています。アウターとかはハイブランドだったりしますけど。(笑)

面倒なことも避けたいのが彼らで、失くしても困らないようにと、毎シーズンユニクロのメンズソックスの同じものを10足以上、まとめ買いしたりしていますね。ユニクロのメンズファッションの小物も、お手軽価格で人気があります。

ユニクロメンズファッションのアイテムは、機能性や実用性よりも、タウンユース使いが当たり前で、ファッションを楽しむためのもです。フランスの人たちの意識中で、ユニクロは、ファストファッションとは位置づけされていません。

ユニクロのメンズファッションですが、残念なのが、ユニクロ自体が、フランス国内の地方都市などには、まだ少ししか広まっていないことです。それがあえて、フランスにおいて、ユニクロが、憧れの存在のブランドであるための狙いなのかもしれませんね。

最近のおしゃれな若いフランスの男の子のメンズファッション

フランスの若い男の子達がおしゃれか?というと、彼らから見ると、「日本の男の子の方が断然、おしゃれ!」と口を揃えて言います。

フランスでも、メンズファッションのストリート系のピークも過ぎてと言う感じのところです。日本では、だいぶ早くに火がついた SupremeやBAPEなどショップができたのもかなり遅かったですし。

そんなファッション好きの若いフランスの男子たちが今、夢中になっているのが、ヴィンテージ系のメンズファッションです。パリ市内やフランスの地方都市に支店を構えるヴィンテージショップの「MAD VINTAGE=マッド ビンテージ」のパリのレアール店などは、いつも、若い子でいっぱいです。

また、こちらのブログでも紹介しているフランス・パリの下町、ピガールや9区、10区などにある「THANX GOD I’mV.I.P」のようなメンズとレディースの両方のヴィンテージを扱っているショップも若い男女に人気です。

フランス・パリの古着屋に行ってみたい人へ

2024.04.07

若い子が探しているメンズのヴィンテージファッションの断トツは、革ジャン系とデニムです。年代的には70〜90年代までのカジュアルなユーズドファッションです。

パリのレディースのヴィンテージショップのオーナーも言っていますが、「日本のヴィンテージショップのオンラインから買い付けることもある」というくらい、今、日本に古着が集まりすぎてる感があります。

コレに関しては、また別の古くからヴィンテージファッションを愛するパリのショップオーナー達から、最近の日本のヴィンテージショップのあり方について、かなり辛口な意見を聞いている立場でもありますが、、、。

まぁ、消費者であるフランスの若い男の子達にはそんなことはどーでも良いことなので、最近の日本旅行ブームと東京は世界で最もスタイリッシュなモノが集まるところと知っているフランスの男の子たちは、日本に来たら、メンズのヴィンテージファッションを買って帰るのが密かなブームになっているようです。

フランスのマルジェラとかのメンズのショップの子たちをはじめ、フランスのメンズファッション界にも、たくさんの日本大好き!=アニメ大好き!の東京リピーター族が多く存在します。

彼らは、好きな東京のアニメの聖地、池袋や中野、秋葉原のアニメは、もちろんのこと、下北や吉祥寺、中央線の高円寺界隈などの古着ヴィンテージショップも熟知しています。

まとめ

今回は、フランスのメンズファッツションについて、アレコレ、勝手に書いてみましたが、一概にフランスの男性がおしゃれだから良い!ということでもないんですが。

ただ、彼らがどんなファッションスタイルなのか?という視点から、フランスのメンズファッションの特徴から見た、衣食住の衣の部分の生活文化のとして、ファッションに興味がない人でも、雑学的に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

最後に、「フランス人は10着しか服をもたない」にという有名な書籍がありますが、フランス男子も、クローゼットは、すっきり派が多いです。

モード好きでコレクターでない限り、おしゃれな子や自分のことをよくわかっている子、我が道を進んでいる子などは、特に、多くの服を持たずに、自分の似合うものだけセレクトして、着ない洋服は、処分しています。

パリのアパルトマンのクロゼットもさほど大きくないですから、洋服やインテリアの断舎離がライフワークみたいなところがあると思います。

おしゃれで自分らしいメンズファッションをフランスの男性のように楽しむには、まず、本当に自分が好きな服が数点あれば十分です。

クローゼットがぐっちゃぐちゃ、箪笥がパンパンだと自分らしいおしゃれからかなり遠いんじゃないかな、、と思うので、もしそうなら、その中から、5点くらい自分が好きな物、しっくりいくモノを選ぶところから始めたら良いと思います。

そうすることで、ワードローブがたくさんあるのに、でも何を着ていいかわからない?とか、朝起きて洋服に悩むこともないわけ。まず、自分の好きなファッションだけにしてみることなのかな、、と、特にメンズの場合は、思います。