【フランスのストライキ情報】理由は年金一本化だけではない!

今回のフランスの大規模なストライキは、日本でも報道されていますね。

そんなニュースだけではわからないフランスのストライキの現地リアル情報から、また、どんな理由で、フランス人がストライキをしているのか?を、マイポイントオブビューでサクッと書いてみたいと思います。

そもそも今回のフランスのストライキの理由は、なに?

サトミーナ
こんにちは!パリのコーディネーター・サトミーナです。(@SatominaS)

フランスのお家芸のストライキ。20年以上もフランスに住んでいると、ストライキも「またか」としか思わないくらい麻痺してきます。もう、慣れました。(笑)

最近のパリは、美しい観光地のイメージより、スト、デモ、テロの3つの単語で形容される街となってしまいましたね。

今回の、いや今回も、フランスのストライキの理由は、年金制度改革問題です。フランスには、現在、主要8つの労働組合が存在していて、従業員50人以上の企業では、組合加入は義務とされています。

左の社会党初のミッテラン元大統領時代に、この労働組合の権利が更に強化され、組合に加入している労働者は、雇い主である企業に対して、最低年に1度は、勤務時間などの労働条件を交渉する権利が義務づけられました。

今までのフランス滞在で、記憶に残るフランス政府の労働改革で、反対勢力のストライキ抗議を受けなかったのは、働き方改革が理由の週35時間の労働に縮小された時だけ。この法案は、あっさり素直に受け入れられました。(どれだけ働きなくないのかね〜。フランス人は、、)

当然、施行後は、国の生産性が低下してしまい、慌てて労働時間を増やす再改革法案が出され、反対抗議にあってしまうという、笑ってしまうようなところも。一度、法律化され施行されたら、元の制度に戻すのは無理でしょ!ってことなんだけどなぁ、、、。

フランス経済は緩やかに回復していると、数字や統計学からみて、エコノミスト達が論じてるけど、フランスの人たちの生活が豊かになっているのか?と、なると、必ずしもそうではないのが現実です。

日本と同じように高齢化が進むフランスは、社会保障がしっかりしており、国から何らかの手当を支給されている人が多いことが理由で、財政支出は拡大するばかりです。

政府もストライキが起ころうが、今までも年金や労働改革に取り組んではきました。歴代大統領により公的年金が支給されるまでの期間(受給資格期間)をじりじりと上げ、オーランド前大統領時代に年金の受給資格期間は43年とまでなりました。

現在、フランスには、職種に分かれた42の年金特別制度が存在していて、鉄道、海運、航空関係者などは、10年早く定年を迎えることが出来きるのです。公務員でもあるオペラ座のダンサーの定年が、男女とも40代前半と早いのも有名ですね。

マクロン大統領は、そうした複雑な職種別の年金制度を止めて、すべての返金受給者が公平になるように一本化するという改革を発表し、それに対して、大反発する関係労働者達が、このような大規模なストライキを起しているという情報が伝えられています。

すでに、マクロン大統領の何でも一本化政策?とでも言える改革で、個人事業主やフリーランス、個人商店経営者、医者、弁護士など職種別の健康保険制度も単一にする一本化が来年1月からスタートすることになっています。

私の場合も、改革により、加入している健康保険組合が廃止されて、フランスの社会保障=Securite Sociale=セキュリテ ソシアルに統合されてしまいます。

ただ、そんなにスムーズに移行できるはずがないのがフランスで、トラブルは避けられなさそうです。大げさですが、年明けはおちおち、病院にも行けない?保険証がない?になりそうです。

フランスの年金に対する考え方が日本と違う理由

日本のマスコミにフォーカスされる情報は、マクロン大統領の年金制度の一本化政策ばかりですが、そんな単純なことではなく、とても複雑な理由があるから、フランス人が必死になってストライキしているらしいのです。

定年後も働きたいと思える日本人の考え方の真逆なのが一般的なフランス人です。定年退職はうれしい事であって、再就職を探すなんていうメンタルはありません。

定年後の老後の生活は、彼らの夢なのです。今まで働いてきたのだから、それなりの恩恵、セカンドライフを楽しむという凝り固まった考え方が、年金支給額が減っても、変わることがないのです。

高齢者の年金生活で、出費の負担になる医療費ですが、フランスの場合、基本的には、ゼロで、国の社会保障制度が支えています。だから安心して病院に行けますね。保険料の負担もなければ、年金による最低生活の妨げになりません。

また、フランスは、日本よりも多くの低収入所得者用の住宅(HLM)がありますし、応募者が多く入居が難しいとされるパリですら、毎年、各区ごとに、それぞれ決められた数の低収入所得者用住宅を増さなければならない決まりがあります。

こうした住居問題も日本とは、大きく異なる点で、東京都などは、新しい団地の建設はしていません。このように、日本の高齢者は、少ない年金の上、住宅や医療などの保障もないため、生活が貧困し、生活保護を受ける、受けないと問題になるわけです。

フランスは、国による住宅手当も充実していて、学生の独り暮しから、一般家庭や高齢者の賃貸住宅まで、家賃の補助があります。

フランスでは、高齢者が生活保護受給者になることは少なく、若い世代、まだ働ける年齢の人たちが、主に生活保護を利用します。グランゼコールの学生でももらっていたりします。

日本のように、生活保護受給に対して、恥ずかしい感覚はないようで、陰口を言われても、国民の権利として、生活保護をもらって何が悪い!のような考え方を持っています。

手厚い社会保障によるフランスの定年後のライフスタイル哲学は彼らにとって、もっとも守るべきものであり、それは、将来、自分の子供、孫の世代もそうであるべきと考えられているのです。

それに、今回のマクロン大統領の新しい政策は、通常の定年退職の年齢62歳を64歳に引きあげる、特別年金制度の一本化は徐々に時間をかけてしていくという内容で、現在の中年層以上の労働者に大きな影響を与えるような理由はあまりなさそうなのです。

このマクロン大統領の年金改革制度が、こんなに大問題になっている理由は、簡単に言えば、平均寿命も延びているこの世の中、今の若い世代には、もっと、長く働いてもらうという考え方だからなのです。

彼の全く新しい年金制度は、平均寿命などから計算されて出された、世代ごとの定年退職の年金満期年齢が決められてしまっていることです。

例えば、1980年代生まれの人は、65.5歳と設定され、仮に、15歳から社会に出て働いている人は、50年も働き続けなければならないのです。満期前に退職すれば、当然、ペナルティーで、支給受取額は、減ってしまう、、、。

逆に、高学歴者ほど、仕事がないフランス。大学を卒業し、その後も研究職でもなく、勉強を続けてい30歳を過ぎた高学歴者もフランスには、たくさんいます。せっかく、難しいグランゼコールを卒業しても、働かず哲学やテアトルなどを勉強してしまう人もいるほどです。

今回の改革では、受給資格期間がどうも不透明のようで、「大学を卒業しても仕事もないから、自分の好きな勉強に時間を使い、あえて就職しない、働くのが遅くなってもいいのでは、どうせ一律で、定年年齢が決まっているのだから、社会保障で手当もあるし、、、」とインタビューに答えている若者もいます。

1990年代生まれ、2000年代生まれと、世代別で、定年退職年齢がどんどん引き上がって計算された年齢が設定されていることは、フランス人には、当然受け受け入れられない重大な問題なのです。

ニュースで見た、ストライキに参加している人のインタビューでも、「自分の子供や孫の将来のために参加している」と多くの人が答えていました。

日本人なら、仕事があって、働くことができるのなら、70歳でも働いていたい人もいるというのに。フランス人でも、友人の帽子のデザイナーや他の個人事業主は、定年なんて考えていませんけど、、。

高齢化と少子化が進むフランスの社会で、ある意味、もっと長く働け!というマクロン大統領の革新的な年金改革も当たり前と言えば、当たり前なんだろうけど、、、、。

今回は、本当に、フランス人でも理解が難しい改革法案で、また、そこがマクロン大統領も上手いというか、法案を断固として押し進める姿勢でいるようです。

端から見ていると、今回のストライキが無期限で大規模なのがよくわかって、これは、本当に、揉めるなぁと思うし、どうなるんだろう、とも思うけど、ただおとなしく見守ることしかできないんですよね、、、。

最新の治安情報!フランスのストライキやデモに現われる集団

最近の黄色いベスト運動の様子

去年、2018年の師走、フランス全土で、ガソリンの値上げに反対する理由で、黄色いベストを着たドライバー達によって行われた大規模なデモ集会は、まだ、フレッシュな記憶です。

世界一美しい通りと言われるパリのシャンゼリゼ大通りで、炎をあげるデモ隊の暴動を「パリは燃えている」と題されたメディアの情報が流れ、衝撃を受けた人も多かったようです。

デモでパリ旅行が怖い人たちへ

2018.12.29

確かに、炎を上げるデモ隊のバリケードや、警察官達との衝突の光景は、映画のワンシーンのようで、強烈な印象を受けますが、メディアの情報は特ダネ系のシーンばかりを使います。

フランス全体が、恐ろしいことになっている、パリはこわい街、治安が悪い、、、とは、必ずしも言いきれません。

ストライキやデモに参加する人でなければ、フランスの人たちも、わざわざストライキで抗議している、集会している、行進している場所に近づいたりしません。

過激化した黄色いベスト運動も、マクロン大統領が燃料の値上げを撤回したことにより、落ち着いていましたが、あれから1年、夏休み期間を除いて、毎週土曜日に、黄色いベスト運動の活動デモは続いていました。

先日、今回のストライキが始まる前に、黄色いベスト運動は、1周年記念を迎え、盛大なデモ集会を行い、また暴動化していました。

日本では、もう、全く報道されなくなったフランスの黄色いベスト運動ですが、フランス人のこうした革命家?としての精神力と忍耐力、継続力には、本当にいつもびっくりしますね。

今回のフランスのストライキの理由は、労働組合(CGT)が中心となり、年金改革制度に対する反対抗議であって、過激な黄色いベスト運動のデモ活動とは、全く別物です。

ただ、黄色いベスト運動側にとっては、年金ストライキとコラボして、再度、活動を活性化したいという狙いもあるようです。

今回のストライキは、今までにないスケールの大きさに加え、黄色いベスト運動まで便乗しているのですから、いつものストライキより街が混乱してしまうのは仕方がないです。

黒い集団が恐い? 恐くない?Black Blocksというグループ

そして、何よりも、新しい集団「ブラック ブロックス=Black Blocks」の出現があります。全身、黒い服を着て黒い仮面マスクで顔を隠した若者たちで、ストライキやデモの現場で暴動を起す集団です。

はじめは、国の政策や社会に対する不満をもった若者が、ストライキやデモのときに、個人的に、それぞれが、ムカついて、公共のゴミ箱などを壊していようなのですが、今では、SNSなどを通じて、組織を作っていて、「ブラック ブロックス=Black Blocks」と呼ばれるグループ集団を形成しています。

全身黒コーデの若者の集団は、ストライキの現場に現れ、何でも壊すことが、目的?で、以前は、ゴミ箱や郵便ポスト、ガードレールなどの公共の物を壊していましたが、自分たちの税金が使われ、作りなおされることを考え、今は、民間企業、例えば、銀行の窓ガラスなどを破壊しまくっているようです。

いずれにしても、何か物を壊しても、物事が良い方向には進まないとは、思うのですが、どうしてそのような行動に出るのか、理由がわかりませんね。

日本にいる息子と、LINE電話で今回のストライキのことを話しているときに、「ママ、○○○君、覚えてる?中学の時のクラスメイトの子だよ。あいつ、ブラック ブロックスやってるらしいよ。バカじゃねーの!」と呆れていました。SNSがあるおかげで、日本にいる彼にも、フランスの情報やウワサはだだ漏れのようで、、、。

ただひとつ、おもしろいなと、時代の流れを感じるのが、この中学の同級生のブラック ブロックスの子の家庭は右派だったはず、、、。このように、最近目立つのが、元々は右派だったのに、どういう理由でかわからないけど、極左になっている人がいるということ。

警察は、ブラック ブロックス軍団を現行犯として捕まえず、数日後、家に警察がやってきて、取り締まっているようですが、極左が勢いをつけているので、また、SNSを屈指して結成された集団が、すぐに消えてしまうことはなさそうです。

次の章で、ストライキやデモが行われる場所などの情報や、電車やバスの運行情報を調べる方法を紹介しますので、ブラック ブロックス軍団がいつ現れるか、わからないようなストライキの場所には、絶対に近づかないようにして下さいね。彼らは、人に対して暴力的行動を取るわけではありませんが、近づくのは、危険です!

過激なデモやストライキ以外にも、週末、パリの大通りで、ゲイパレードやテクノパレード、クラッシクカーパレード、マラソンなど、たくさんのパレードや催しがあります。

そうした騒々しい光景を見て、反射的に、旅行者の日本人は、「何事?恐い!」と思われるようなところがあります。それは、見慣れない光景ですし、デモやテロばかりのフランスと脳内にインプットされてしまっているので、仕方がないリアクションなのも理解できます。

今後、そのようなお祭り的なイヴェントに安全に参加することや、沿道で楽しく見ることができるのか、、ちょっと、心配になりますね。なんでも、どこでも、ブラック ブロックスが出現?なんてことになってしまったら、、なんて考えてしまいます。

パリの地域別ストライキ治安情報と他に注意する点

それから、治安情報として別に、もうひとつ気をつけて欲しいのが、交通事故です。早朝5時から、パリを環状に取り囲む都市高速道路のペリフェリック=Périphériqueは、すでに、大渋滞になっています。

シャルルドゴール空港からパリ市内まで、3時間かかったなどの話も聞きます。現在、空港とパリ市内のタクシーは、一定料金(50〜55€)と決められていますが、3時間かかるということで、「定額は無理、メーター料金を請求する」とか「80€ならOK!」と、ライバーが空港でタクシー待ちをしている客に交渉している始末です。

ドライバーの気持もわかりますが、法律で定額料金が決められているので、違反していいのかしらと思ったりします。

ストライキが長引く事によって、ストレスが溜まってイライラしている人が増えています。疲れもでてきてますから、仕事が終われば、早く家に帰りたいので、自転車や電動スクーターなどと自動車の接触事故が増えています。

雨が多いフランスの冬、舗装の悪い道路は濡れていて、枯れ葉が落ちていると更に滑りやすいし、帰宅時間の夕方5時には、もう暗いですから、視界も悪くなります。そして、皆、イライラしているのですから、当然、交通事故も多くなってしまいますね。

自転車やキックボード専用通行路が歩道の脇にありますが、彼らは、信号無視する事が多いので、横断する歩行者は、いつも以上に気をつけないとダメです。

2017年のパリ・テロ情勢【現地報告】

2017.12.22

最後に、私の住んでいるパリのマレ4区と16区界隈のリアルなストライキ状況を付け加えておきます。

4区のマレは、革命の聖地、バスティーユ広場に近く、また、パリの中心に延びるリヴォリ通りに続く通りがあり、ストライキやデモ、お祭り、イヴェントと、すべてのアクティビティーが近くで行われている立地です。

ストライキやデモで、抗議パレードが通るルートとして、必ず封鎖されるのは、レプブリック(共和国広場)界隈からバスティーユ広場までの幾つかの大通りです。

共和国広場も、マレ(北マレ3区)に隣接しています。普段なら散歩、お屋敷&プチミュージアム見学、ショッピングが楽しい地区ですが、ストライキの時は、なるべく、3区、4区も近づかない方がいいです。

また、マレは、ユダヤ教会(シナゴック)も多く、反ユダヤ主義者によるテロがフランス国外で起ここっているので、テロの標的になり易いと警戒しています。必ず、教会の前では、警察官達が監視しているので、また、その重々しい光景を見て「何事?なんか、あったの?」と恐くなってしまうかもしれませんね。

フランス全土が、今、ストライキの渦に包まれていますが、そんなところに、反ユダヤ主義が、フランスの地方都市の霊園の墓石にナチスのマークを書き込む事件が起きています。ただのイタズラやジョークで済む問題ではないですからね。ナチスのことは。

そして、フランス人がストライキで大忙しの隙に、EU圏内のギリシャ移民が大量に、フランスに入ってきてしまっているようです。その人たちの生活保護費まで、フランス人達が負担しなければならないわけで、、、。

ストライキなんて、やってる場合じゃないのかもしれないのに、、、。フランスの国の深い業(カルマ)を感じます。涙)

また、ストライキやデモの定番中の定番地区は、10区、11区、12区で、これらの地区は、騒動がある時は、行かないようにしてくださいね。

16区は、右が多い地区で、高級住宅街として知られています。黄色ベスト運動の活動は、富裕層地区や観光名所をターゲットにしたため、シャンゼリゼ大通りや16区で暴動が起こりましたが、基本的には、ストライキやデモには、無縁の区域です。

また、住民には、多くのフランス国籍を持つユダヤ系やレバノン系、アルメニア系、イラン系などのリッチなイミグラント家庭が住んでいます。我が家の近くには、あの日産元社長のゴーン氏のパリの自宅もあります。彼は、レバノン系フランス人です。

彼らがこうしたフランス政府の改革に反対するストライキに参加するような事はないのですが、それぞれの母国で問題があると、16区のエッフェルタワーの前、トロカデロのシャイヨ宮前の広場で、デモ集会を行っています。

その光景をみると、一瞬、「何事?」とは、思いますが、よく見ると、母国語で、何かを訴えていますが、フォークダンスみたいな踊りなどをしたりと、シリアスな内容なデモが、なんだか、久しぶり会った昔の友人同士で盛り上がっているような感じもします。

ですから、特に、近くにいても、危険と言う事はありません。先日は、レバノン政府のスマホのSNSに課税すると発表され、トロカデロ広場は、母国のためにデモ集会を行うレバノン系フランス人で埋め尽くされました。

フランスの交通機関のストライキ情報はこう調べる!

パリのストライキやデモの日程や、場所、通りがわかるDémosphère=デモスフェール」と言うサイトがあります。フランス語ですが、サイトのページにあるカレンダーの日付をクリックすれば、その日にあるストライキやデモが表示されます。

フランス語でストライキやデモのことをMANIFESTATION=マニフェスタシオンと言いますが、画面の上欄に、デモやストライキがあれば、例えば、mardi 17 decembre a 13:30 manifestation a Parisのように、日付(12/17 火)と、時間(13:30)と、場所はパリでマニフェスタシオンがあると言う意味が表示されるので、そこをクリックすれば、デモの正確な場所がわかります。

前もって、わかっているデモ集会なら、既に、日時が入力されていますが、今回のようにいつまで続くかわからない無期限のストライキは、直前にならないとわからない場合もありますが、少なくとも、パリ周辺の予定されたデモの日時と場所がわかるので、助かります。

鉄道関係のサイトは、パリなら、メトロやバス、トラムウェイ、RER(高速郊外鉄道)を運営するパリ交通公団RATP(アールアテーペー)のサイトのtrafic Imformation Mouvement socialは、要チェックです。英語のサイトもありますし、パリ滞在中は、ストライキやデモがなくても、スマホに無料アプリを入れておくことをおススメします。

ストライキで運行している線と休止している線がわかる他、2本に1本や4本に1本などの運行状況の間隔もわかります。デモや工事中で封鎖されている駅なども確認できます。

フランスの新幹線TGVなどは、国鉄SNCF(エスエヌシーエフ)のサイトで同じように、ストライキによる列車の運行状況のチェックができます。また、既に購入してしまっている列車の運行の有無と払い戻しもできます。

新しく再度チケットを購入する場合は、OUI SNCF(ウィ エスエヌシーエフ)のサイトで行う必要があります。一度、払い戻しの手続きをしてから、再度新しいチケットを購入するか、また、その逆の手続きなります。

国鉄SNCFのパリ近郊のイル ド フランス地域圏の鉄道「トランンシリアン=Transilien」のストライキの運行状況もサイトで確認できます。

空のストライキ情報は、それぞれの航空会社サイトで確認するか、空港ごとのサイトで、ストライキによるフライト状況の情報をみて下さい。

シャルルドゴール空港(CDG)とオルリー空港(Orly)の2つの空港のフライト情報の日本語サイトは、こちらになります。

95年のストと決定的に違うのが、今は、RATP(パリ交通公団)から、アプリやメールで、ストライキに備えて、自転車や電動スクーター、キックボードなどのレンタルや、相乗りアプリサービスの事前予約プロモーションの案内が届く、スマホ時代であるということ。

ものすごい勢いで宣伝していた電動キックボードレンタルLIMEなどは、笑えてしまうのが、オーバーブッキングで、ストが始まったら、全く足りない!ストックがない状態だそう。予約しておいたにもかかわらず、結局は、使えなくて、歩く羽目になった人が多いと言うところが、詰めが甘すぎるフランスっぽい。

また、私の独自のひねくれ目線でみると、パリ市長のイダルゴ女史は、パリをデンマークのコペンハーゲン化を目指していると公言し、パリの自転車や電動キックボートの普及に執念を燃やしています。(笑)

彼女の12/5以降のストライキに関するTwitterは、自転車がどんなに役に立っているか!という動画や、自転車の街パリ!みたいなものばかりです。何台達成!みたいに喜んでるTwietもあって、随分と呑気で自己チューだなぁ、、と思ってしまいますね。

まとめ

さて今回は、今まさに、私のすぐ周りで起こっている、フランスの年金改革制度ストライキの中で、急遽、ブログを書くことにしたので、まだ、完全に調べきれていない点も多く、いつものことですが、かなり、私個人の偏った見方になっていると思います。

ただ、メディアのニュース情報も大切ですが、現地に住んでいる日本人や他の外国人でしかわからないフランスのストライキの理由や情報もあると思います。

この時期は、フランスからブログを書いている方のほとんが、今回のストライキの現地リアル情報をいろいろと書いています。

それらは、みんなどれも貴重な現地の生の情報ですから、気になるタイトルがあれば、読んでみることをおススメします。そして、情報は大事ですが、あくまで判断するのは、個人の問題ですけど。